弁理士を目指す

弁理士は、産業財産権の申請をします。発明などは、特許権や実用新案権などの産業財産権によって保護されています。これらの申請のために顧客に変わって手続きをする仕事です。
　
弁理士に仕事を依頼するのは、個人よりも企業が多いです。まず、発明者から発明の内容をよく聞いて、同じ発明が以前にも登録されていないか調べます。そして、前例が無かったら、出願する内容を説明する「明細書」という書類を書き、図面も描きます。これらを完成させて、特許庁の出願受付窓口に提出します。コンピューターで出願することも出来ます。
　
弁理士は、広く浅く知識を持っていなくてはなりません。また、海外での登録などもあるため語学力も必要です。弁理士になるには、資格が必要です。「弁理士試験」という試験を受け、合格して、日本弁理士会に登録します。そしてはじめて弁理士として仕事をはじめる事ができます。職場は、弁理士事務所や、特許事務所です。そして独立する人もいます。
　
自分が登録した商標が世の中に出る時に仕事の面白さを感じるそうです。日本中でも人数が少ないので、数少ない弁理士として活躍してみるのも良いでしょう。
　
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