ケーキ屋をはじめたいなら、パティシエの勉強をしなくてはなりません。ケーキを作ってお店で売る仕事です。パティシエは、洋生菓子製造工とも呼ばれています。洋菓子は大変デリケートで材料の分量も厳密ですし、作業の細かい加減、仕込み中の温度、焼き上げる時の温度、火加減などなど熟練者にしかできない作業もいっぱいあります。資格としては、かならずしも必要でないですが、菓子製造技能士という技能試験もある資格があり、この受験勉強をする課程で知識や技術が深まります。
ケーキ屋への道は、まず調理師学校の製菓部門で学んで、街のケーキ屋やホテルなどのパティスリー部門で修行して経験を積んで行きます。そうしてその店のパティスリーシェフを目指したり、独立して自分のケーキ屋を持ったりします。そうなるまでにはどんな洋菓子もつくれるようになっていなくてはなりません。きめ細かい感性や個性的なセンスが光るケーキを作り常に情報収集を怠らないようにしないと、時代に乗り遅れて行ってしまいます。ケーキ屋をはじめてからも、日々努力が必要です。
ケーキ屋の店頭で顧客と会話してニーズや反応を掴む事も大切です。作りたいものだけを作っていれば良い訳でもなく、下ごしらえの時間もあって長時間労働です。本当に好きなら挑戦してみましょう。
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